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良識ある日本国民の皆様には、野田首相がTPP交渉参加表明をしたのはご存知だと考えます。

「守るところは守る」首相、交渉参加に決意表明

野田首相は11日の記者会見で、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に向けた決意を表明する一方、党内外に根強い慎重論への配慮も示した。

 一方で交渉に臨む決意として、「守るところは守り、勝ち取るものは勝ち取る」と強調した。
(読売新聞)抜粋
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111111-00001077-yom-pol

>(TPP)交渉参加に向けた決意を表明する一方、党内外に根強い慎重論への配慮も示した

野田首相が11日の会見で「TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入る」と述べたことについて、交渉参加慎重派だった山田正彦前農相は「交渉参加表明でなく、事前協議の表明にとどまった」と評価していますが、国際常識に欠けています。

TPP反対集会で、「民主党政権が強行するんだったら、私自身は民主党をぶっ壊してでも頑張りたいと思います!」などと演説していた、原口一博元総務相も「あくまで予備的交渉」と評価していますが、菅内閣不信任案の際と同じで茶番劇です。




原口一博:「総理会見を同志とともに聞いています。交渉参加に向け関係国と協議ということを総理は会見で言いました。これを参加表明という記者がいますが、あくまで予備的交渉を言っているのであり、今までの情報収集をより念入りにやるということであるはずです。」

野田首相は首相官邸で、キッシンジャー元米国務長官と会談しましたが、キッシンジャーは「米国は日本の交渉参加を求めていたから、喜ばしいことだ」と述べて、米メディアも「野田佳彦首相がTPP交渉参加を決めた」など報道しています。

日本は、TPP交渉参加国と「事前協議」が必要で、この事前協議をすることを「交渉」というのですから、野田首相は米ハワイで開かれるAPEC首脳会議で、オバマ大統領ら関係国首脳に対してTPP交渉参加の意向を伝えるつもりです。

>「守るところは守り、勝ち取るものは勝ち取る」と強調した

冗談はやめろ!、11日に衆参両院の予算委員会でTPPに関する集中審議が行われて、私も国会中継を見ていましたが、野田首相・閣僚がTPPへの知識のなさに驚いた方は多いでしょうし、TPP交渉参加について不安しかありません。

私が一番驚いたのは、野田首相が佐藤ゆかり議員の質疑で、TPPで懸念されている「ISD条項」について、国内法で対応できるように交渉をしていくと、国内法よりも条約のほうが上位だということを理解できていないことでした。




TPP中身知らない野田・枝野/ISD条項・国内法に優越する事も知らず(動画)http://youtu.be/v7QHGesP3tc

佐藤「国内法が条約によって曲げられるという認識について、TPPの絡みでどう思いますか?」

議長「野田内閣総理大臣」

野田「基本的には我が国の守ってきたその法律で、対応できるように交渉をしていきたいというふうに思います」

議長「速記をとめる、速記をとめる」
※速記止まる。
字幕「ただいま速記を中止しておりますので音声は放送しておりません」
※音声復活
議長「はい、それじゃあ答えてくれますか?」
※喧騒
議長「はい。野田内閣総理大臣」

野田「国内法よりも条約のほうが上位にあって、それに対応しなければいけないという、その現実の中でどう対応するかということを考えるということでございます」

※「何をいってるんだー!」「おいおいおいおい」
議長「佐藤ゆかりさん」
※「どうやって対応できるんだよー!」「何いってるんだよ本当に」「とんでもないことをいったよ今」※個人的に出川哲郎さんの声に似ていてちょっと吹いた。
※なんか話し合い
議長「はい、それじゃあ。速記は止まってるんですよ」
※速記止まる。
字幕「ただいま速記を中止しておりますので音声は放送しておりません」
※音声復活
議長「内閣総理大臣野田佳彦くん」

野田「これですね。投資協定、えー、裁判かあつ(※字がわからない)の問題を国際仲裁に判断に委ねる、そういうような場合ですね。うん。ちゅ、仲裁人が入ってきて、仲裁人によって決めていくということなんで。というプロセスがあるということで、よん、えー……」

※「これほんとに、委員長申し訳ないですけど、」「おい総理ーなにをしてんだよー」
※速記止まる。
字幕「ただいま速記を中止しておりますので音声は放送しておりません」
議長「それでは内閣総理大臣野田佳彦くんに答弁を求めます」

野田「あの、ISDSの話で、あの、話だったもの、もんですから、ちょっと私あまり寡聞にしてそこ詳しく知らなかったんで、充分な答えじゃなかったんですが。あのその中で、あの、まさに条約と国内法との上下関係だったらそりゃ条約です。だから、だからこそ、この我が国が守ってきたもので、いいものだというものを条約を結ぶために、それを殺してく、壊してくことはしないというのが基本的な考え方でございます」

議長「佐藤ゆかりさん」

佐藤「あのーすでにですねー日本は仮に総理がAPECで参加表明をしてもですね、米国で先ほどいいましたように、90日議会で承認手続き掛かるんですよ。要するにTPPの中身の、条約の中身の交渉は、我が国にほんとしては手遅れなんですね。決まった段階で2者択一で、日本政府これを丸のみするんですかしないんですか、どっちにしてください、どちらかにしてくださいよと、それを半年後以降に言われるしかないんですよ。

ですから、日本の国内法というのは条約が上位にあるわけですから。TPPで決められたものを丸呑みすれば、国内法は曲げなければいけない、変えなければいけない。TPPを選ばなければ国内法はそのまま我が国が管理をすると。そういうシナリオになるんですね。

その条約のことをお答えいただかなかった。総理はこれあの、ごく当たり前の質問でしてね、憲法に書かれてることですから、私はお伺い下までで、ちょっとすぐにお答えいただかったのは非常に、これは、ある意味驚愕して、まあここで決めるってことはですね、こういうことも分からないで、お決めになるということは余りに国民軽視ではないだろうかな、非常に大きな問題を感じたわけであります。」
「ざまあみやがれい!」抜粋
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65774846.html

カナダ・メキシコ政府も敗訴して賠償金を支払わされた、米韓FTAでも問題になっている「ISD条項」は、例えば、日本へ参入した米国の投資企業が、国家政策(国民の安全や健康、環境保護など)で損害を受けた場合、日本を訴えられるものです。



















提訴先は日本の裁判所ではなく、世界銀行傘下のICSID(国際投資紛争解決センター)という仲裁所で、審理は原則非公開で行なわれて、審理の基準が投資家の損害だけに絞られてしまい、判定に不服があっても日本政府は控訴できません。

私は一民族主義者として、福島瑞穂を評価したことは一度もありませんが、11日の参院予算委員会での野田首相に対する発言は正論で、野田首相はTPP交渉参加について国会軽視、国会での議論から逃げて、日本国民を侮辱しています。

福島みずほ「国会で言いなさいよ」TVで野田"ドヤ顔"TPP参加表明(動画)http://youtu.be/ErL5rpozSkM

福島瑞穂:「ここ国会ですよ。なぜ総理はこの国会の中でこのTPP参加の表明をしないんですか。総理はどこの国の総理大臣なんですか、誰のための政治をやってるんですか。参加表明するなら国会で言いなさいよ!」

野田首相はTPPで「交渉参加に向け関係国との協議に入る」と表明しましたが、山田正彦・原口一博が「事前協議」と評価するのは茶番劇で、「守るところは守り、勝ち取るものは勝ち取る」といっても、ISD条項を理解していないのに無理です。

良識ある日本国民の皆様、野田首相TPP交渉表明についてご考慮下さい。

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プロフィール

近野滋之

Author:近野滋之
こんのしげゆき
Nationalist
1962年9月14日生まれ
東京都新宿区出身
財団法人日本遺族会会員
21世紀日本政経会議議長
少年教育を考える会理事
靖國神社崇敬奉賛会正会員

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